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 シャトルループ - ナガシマスパーランド

コースター概要
最高高さ
42(m)
最高速度
91.7(km/h)
走行距離
263(m)※往復形
製造会社
Schwarzkopf
走行時間
30(s)
 
「シャトルループ」に関する特集

日本で1台だけになってしまった稼働中のシャトルループ

 管理人の「シャトルループ」に対する評価

今回の乗車感想からつけ加えられた項目です。
まだまだ未熟な管理人なのに、勝手に評価してしまいます。

「シャトルループ」に関する評価
スリル 65
ウハウハ感 40
乗り心地 60
カリスマ性 60
デザイン 45
オリジナリティ 80
個人的イメージ 75
総合得点(平均点) 61

 新旧乗車感想

 2006年8月の乗車感想

2006年8月。まだ絶叫マシン好きになりかけの頃でした。
初めての急発進・垂直ループでしたね。

急発進→垂直ループの過程は、あまりにも早く、垂直ループでは急激なGの変化に驚き。
乗車後は、ただただ、亜然としていた覚えがあります。

 2009年1月の乗車感想

シャトルループの危機を悟り、二年半ぶりに乗車。
すでに絶叫の感覚がマヒしている身にとっては、90(km/h)程の急発進には慣れてしまい、垂直ループも普通な感じ...

ただ、シュワルツコフの良さが身にしみた。
古くなって成熟していくコースターもあるんだなぁ...

 かつてのハイテクマシン

この「シャトルループ」は、1980年にナガシマスパーランドに設置されました。
今となっては多くある、急発進するようなマシンは、当時は他になかったので、人々はこのコースターに対して、かなりの驚きを感じたそうな。
同機種は、当時、日本各地に設置され、ヒットしました。
しかし、老朽化や部品調達の困難化により、現在設置されているシャトルループは、ここ、ナガシマスパーランドだけになってしまいました。

このコースターを製造したのは、コースター界の神様と謳われる「Schwarzkopf社」
同社は、当時の人々の想像を超えるような多くのマシンを、世の中に輩出していました。

 コースレイアウトの説明


シャトルループ空撮写真...google earthより

全体的な説明としてはこんな感じ⇒
前向きに急発進したライドが垂直ループ後、ドロップを上る。
運動エネルギーが少なくなり、上りきれなくなることを利用し、今来た道を後ろ向きに引き返す。
反対側にもドロップがあり、上る→上りきれない→来た道を引き返す、を、する。
その後、ホーム前でブレーキ。

と、言葉で書くだけでは分かりにくいので、写真で順を追っていきます。

まずはホームから。この画像からみて左方向に、ライドは急発進する。

ライドがホームから急発進!!シャトルループで、一番スリルのある瞬間だ。
エアーランチとはこれまた違う、独特の感覚がある。

急発進の直後に、垂直ループとなる。Gもそれなりのもの。

この後のコースレイアウト。
先の上り坂(途中で切れている)を上りきれなかったライドは、
方向を変え、今度は下がってくる。

ライド降下中...
レールの先端では必ず、位置エネルギーが最大になり、運動エネルギーが0になる瞬間がある。
その瞬間の「内臓浮き」が、これまた醍醐味でもある。

この後、反対側の上り坂を上がり、そこでもまた降下、その後ブレーキとなり終了です。

 まとめ - なぜかなくてはならない、異質的コースター

だれがどう見ようと、このコースターが一般人のコースターイメージに当てはまらまいことは確かだ。
一般人がイメージするコースター像は、例えば、ライドが走路を1周することは当たり前だったり、カタカタと巻き上げられていくのが常識だったり。

しかし、このコースターは、走路を1周しない(往復形)し、直線部分で急発進してしまう。
良い意味で、一般人のイメージを壊しているに違いない。

理由ははっきりしていないが、なぜかシュワルツコフが好きな方のコースターに入りつつある。
とにかく、シャトルループはここに存在している義務があるのだ。


最終更新日:09/2/5

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