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 富士急ハイランド2011年新コースター「高飛車」オープン(オープン編)

色々とハマったものや仕事なんかもありましてやっとの更新になりましたJanmaです。

既に時期的には非常にずれていると思われますが....

ちゃんと高飛車オープン日に富士急行ってたんだからねっっ!!

ってことで、高飛車オープン記念総力特集第2段「オープン日」特集やっていきます。
今回はいつものトリップレポート風でお送りいたします。

 7月15日(金)

上の表題は7月15日。高飛車のオープン日は7月16日。なぜ前日なのか.......
なぜなら、事は前日から始まったからである。

まず、管理人の移住地である三重県から富士急ハイランドへ公共交通機関で向かうには、近鉄名古屋線で名古屋まで出て、
そこから名鉄バスセンターから出てる富士急ハイランド行きの高速バスに乗ると言うのが正規ルートである。

が、しかし!

その名古屋からの高速バスに乗ると、富士急には11時過ぎぐらいにしか到着できず、開園時間に間に合わないと言う痛い状況だったわけである。

そこで管理人が考えたのが、夜行バスで東京まで出て東京から高速バスで富士急に向かおう!、と言う、超非効率な方法。 今回、それを実際にやっちゃたがために、前日の20時に家を出て、翌日の9時に富士急に到着する予定の超長時間な移動時間になったわけですね。

が、はたしてそこまで順調に行くのかどうか.....

 夜行バスへ

名古屋を9時出発の夜行バスに乗る予定だったので、定時で急いで仕事を終わらし、さっさと帰宅。
準備は前日にしてあったので、着替えて出発する。とても長い移動の始まりである。

いつもの名古屋へ出るルート。近鉄四日市から急行で名古屋へ。

夜行バス出発までには1時間ぐらい時間があったので、少し名駅をぶらぶらしつつバスターミナルのある銀時計側へ出る。
よく考えれば、腹ごなししなくちゃなってことで、吉野家で生卵+牛丼大盛を食べる。
コンビニ寄って車内用のお茶とパンでも買いつつ、丁度いい時間になってたので乗り場へ向かう。

と、乗り場に来て驚いた。バスでかっ!!(上の写真)

実は管理人、夜行バス使ったのは初めてで、しかもJRの2階バスである。
中に入って、天井の低さに驚きつつも、いきなりなんとなくくつろげた。幸い、隣の人は悪そうな人ではなかったので良かった。
いかにも旅してそうな人だった。と、そんなことを思いつつ、バスは出発していった。

 かったるいバス

それぐらいの時、到着地である東京では少々強い地震(5弱ぐらい)が起きていたらしく、AIRTIMEの川島君に確認の意味を込めてメールした。

川島君はと言うと、なんと前日に高速バスで富士急入りし富士急で野宿しつつゲートに並ぶと言う鬼畜な戦法を取っており、心底凄いなと思っていたわけだが、富士急への出発に影響してないか心配だったわけである。
幸い、バスの運行には支障なかったらしいので、あとは本人がいかに野宿に成功するかを祈るだけである(笑)

ちなみに自分が乗っていたバスはと言うと、「ドリームとよた号」だったけな。出発してもすぐに高速には乗らず、3時間ほど延々と下道を走り、いくつかの中小都市に止まっていった。
もってきてたDSで二の国をしつつヒマをつぶしながらも、まだ高速にはのらない......数時間してさすがにかったるくなってきた。
そんなことを思いつつ、いつの間にやら、うたた寝からのちゃんとした眠りに入っていた。

 いつの間にやら

一度眠りに入ってしまえば、それはそれで早かった。

一回眠って次に気が付いたのは、どっかのPAで乗務員交代で停車してた時。その時は気がついてすぐに眠りに入った。

さらに次に気がついたのは、SAで休憩の時。こう言う休憩の時に、ちゃんとトイレに行きつつ、ちょっとした食べ物を買って車内で食べるのがバス旅の醍醐味であるとその時思う。
SA出発してちょっと過ぎたらもう寝ていた。

そして次に気がついたのは、首都高の上である。綺麗な朝日がビルに映えていた。
それからはちゃんと起きていて、しばらくしたら東京駅に到着した。

 7月16日(土)

 本末転倒

東京駅に着いたはいいが、予約済みの富士急行きのバスの時間まで1時間ぐらいあった。

まだ何の店も開店しておらず、暗くて人もまばらな東京駅構内。
特に見るものもなかったのでトイレを探しつつ少しぶらぶらして、高速バス乗り場へ向かった。

いざバス乗り場へ着いてみると.....
何やら「東名下り事故渋滞」やら聞こえてくる。ええぇぇぇぇ.........

とにもかくにも、時間通りバスは来たわけだが、問題はここからである。

自分はこの経験をするまで、高速の渋滞を正直言って「甘く」みていた。もっぱらの鉄道派の自分にとっては、ちゃんとした渋滞にはまったことはなかったのである。

バスは出発し、最初こそは好調な滑り出しだったものの、首都高出口付近でもはやストップ。
いざ東名に入ると、もうそこは、まるで車だらけの「スラム」であった。
開園ダッシュはもはや出来ぬと思われたが、ここはあきらめないのがJanmaである。

それから、まるで蟻が歩くようなスピードでしか進まない状態が1時間ぐらい続き、もう完全にあきらめた。
その地点で川島氏にメールし、なんとか詳細を確認する。

どうやら開園と同時には高飛車待ち列入場開始ではないようで、暫くしてからになるらしい。ということは分かった。

結局のところ、2時間ほど渋滞にはまり、バスは2時間ほど遅れての到着となった。

時間的には、名古屋から富士急行きの高速バスに乗るのと、そう大差ないと言う結果になった......本末転倒だ.....

 なんとか待ち列へ

高飛車のゲート前まで、急いでダッシュした。肉まんを咥えながら。←ここ重要
そして、SKE48のオープニングイベの途中で、なんとか川島君が待ってる待ち列に合流出来た。ほんとうにあのときは、すいませんでした・あと関係者さまありがとうございました。

よくよくキューライン内を見渡してみると、大阪のマチャミさんが居たりした。
少し後ろの方に居たが幸い話せる範囲で、高飛車の後、フジヤマに同乗しようということになった。これもマニアの自然な流れかな。

ほどなくして、SKE48メンバーが体験乗車を終え、メンバーよりも撮影禁止札持ったスタッフの方が目立ってるんじゃないかと思うほど撮影禁止を徹底している中、優先券入口から、SKEメンバーが出てきた。
あの時は、高飛車の方に集中してて深く考えなかったけど、よくよく考えたら、SKEメンバーとの距離1mぐらいでしたよね。
考えてみたら結構凄いことですよねー。当時の自分としては、徹底した「まゆゆ」のみの推しでしたが、その半年後ぐらいに「JR(じゅりな・玲奈)」推しが加わったのは後の祭りということでしょうかね。

 ついに乗車

しばらく待ち、やっとこさ列が進み、富士急ではもはや定型化している廿楽折りのスロープを通り抜ける。

すぐ隣が、ドドンパのブレーキゾーンとなっているため、待っている時は非常にブレーキ音がうるさい。
しかし、迫力は感じられるため、良いとこ悪いとこ相殺している感じがする。

ホームへの入り口には、ドドンパと同じ形式の自動ドアが設置されている。用途が分からんような気もしますが....


そんなこんなでライドの前に辿り着くことができます。オープン前の体験乗車を乗ったマニア諸氏の感想を聞いてみると、あまり芳しくないような感じだったので、少しハードル下げ目の乗車でした。

ライドに乗った感じとしては、結構視界が確保されてて解放感があるなぁ、と言うこと、ハーネスもそこまで違和感はなかったような。

 期待以上の面白さ

と言うところで、いよいよ簡単な乗車感想を

乗ってみた感想は、まずもって「面白い!」と言うこと。
体験乗車の感想で出ていた「不快な振動」と言うのは感じられず、終始スムースな動きでした。エレメントが多彩なため、動きがあまり予測できない=体の踏ん張りが利かないと言うところで、新感覚が得られたのではないかと思います。
また、パートが大きく前半後半と別れているため、距離の割には満足感が得られました。ただのループコースターではなく、前半のリニア加速、後半のオーバーハングドロップはメリハリをつけるのに一役買っていたと思います。
しかし、散々、TVやCMなどでうるさく宣伝があったオーバーハングドロップは、視覚的な間隔は新鮮なものの、瞬間的な出来事であることから、さほどのスリル増加には至っていないと思われます。

詳しい所は「乗車感想」コーナーでやるとして、当日の感想はこれぐらいで。

当日、高飛車のトラブル運休などもあったりして、管理人が乗車出来たのは当日朝の一回だけでしたので、昼間にグリスが温まってきたとき、また天候によっても違う挙動を見せるのかもしれません。(後日談)

 乗車後は

富士急の大型コースターの出口にショップがあるのはやはり高飛車でも共通なようで。
せっかくの記念なのでライドフォト購入列に並んだところで....

あ、Mr themepark氏(通称ミスター)がいるじゃないですか。やはりオープン日、マニア陣との遭遇率高し。

というわけで、高飛車アフターは、マニア陣諸氏(Janma・川島君・マチャミさん・マチャミさん夫・ミスターさん)でフジヤマ乗ったり、戦慄迷宮行ったりしてましたかね。
やはり夏のフジヤマは気持ちいい!、と言うところと、戦慄迷宮は、アクターさんの演技面白いけどホントに怖いのは展示物だよな的なことを思ったり、例の長い廊下を他メンバーのずっと後ろを一人で歩いて「なかなかアクターさん追ってこないな」的なことを思ったり、ミスターさんに消防法のこと教わったり。
あ、自分、ミイラとか妖怪系は好きだけど、人体実験的なタイプはアウトですね....戦慄迷宮は中身よりもプレショーが怖いですからね。とか諸々色々アトラクを回ったりしてました。

 弾丸ツアーのなれの果て

もともとこの富士急行き自体が弾丸ツアーなだけあって、17時前の名古屋行き高速バスに乗らなくては行けなかったので、一番初めにパーク離脱しました。

まぁその翌日に無理やり名鉄撮り鉄を組み込んだのが間違いだったのですが....なんとか帰りは渋滞に巻き込まれることもなく、日付が変わる前には安城のホテルにチェックインすることができました。

 まとめ

やはり、高飛車オープン日で一番後悔のは移動工程的な部分でしたね。
高速バスを中心に利用する時は「渋滞で遅れることもある」ことを痛いほど知りました。多少高くても、確実に時間に着きたいときは、定時制の高い鉄道利用も選択肢にした方がいいとも思いました。

そうは言っても、オープン日のお祭り的な雰囲気は十分に感じることができましたし、本当に良い経験になりました。

あくまで一般の客としてオープン日を体験した身ではありましたが、今後はオープン前に色々と動けるようにはなりたいですね。

と言うところで、オープン日から約1年経ちましたが(笑)オープン日特集を締めたいと思います。

〜富士急ハイランド2011年新コースター「高飛車」総力特集 完〜


最終更新日:12/06/18

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