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 富士急ハイランド2011年新コースター「高飛車」オープン(建設中編)

ついに今年2011年7月16日。富士急ハイランドに、新コースターがオープンします。その名も「高飛車」

当サイトではこの「高飛車」を総力特集していきたいと思います。

予定としては「建設中編」「オープン編」「乗車感想編」の3部構成で、構成する予定をしています。

今回の特集では、6月に富士急ハイランドへ行った際に取材してきた、工事途中状況について「建設中編」として、特集をしていきます!!

コースターデータ
最高高度 43(m) 最高速度 100(km/h)
走行距離 1000(m) 製造会社 Gerstlauer Amusement Rides GmbH (Germany)
オープン日 2011年7月16日(土) 最大落下角度 121(deg)※ギネス申請中
走行時間 約112秒 安全装置 U字ハーネス(外観によると)
車両構成 8人乗り(2列)×1両 定員 1編成8名3編成同時走行可
レール構造 鉄製パイプレール 初期動力 チェーン式巻き上げ・LIM加速
料金 1回\1000(フリパ可) 年齢制限 10歳〜64歳
コースター概要説明
ついに、富士急ハイランドの2011年新コースターがベールを脱いだ。その名も「高飛車」である。
新コースターが登場する度にギネスを狙う富士急ハイランドであるが、今回ギネスを申請するのは、そう 「最大落下角度」である。
上の写真を見てもらえれば分かるように、このコースターの中心には、垂直巻き上げ・垂直以上の角度のえぐれたドロップのタワーがある。 これは、今回日本に初上陸した、Gerstlauer社のEuro-Fighterの型の最大の特徴でもある。
今まで世界にあったEuro-Fighterとは違いがあり、タワーの他にLIM加速があり、ブレーキセクションも多い。
そのため、編成を多く捌けることから、富士急にしては珍しく、効率が良さそうなコースターとなっている。
7月16日にオープンするこのコースターであるが、今から非常に楽しみである。
ムービー





 工事概要

高飛車が出来た場所は、旧ムーンサルトスクランブル跡地。ガンダムクライシスとハイランドリゾートのプールとの間の、細長い土地です。
高飛車が出来るまでは、期間限定のアトラクションスペースなどに使われていました。

上に掲載してある動画を見てもらえれば分かるように、2011年に入ってから工事がスタートし、雪の降る季節の中、基礎工事・支柱レール等組立工事・屋内駅舎部分の鉄骨工事等が行われました。
2月に、高飛車のシンボルでもあるタワー部分の工事が行われ、3月には屋内駅舎部分の外壁工事やレール組立工事、4月にはレールがすべて繋がり、5月に各種電気工事や内装工事、側溝工事など
そして、取材した6月始めには、巻き上げなどの各種調整や、付近の通路整備などが行われていました。

この記事を書いている7月始めには、3編成同時運転による試運転が行われており、2ちゃんねるの情報によると、社員を乗せて試運転しているとのことです。
また、駅舎外壁にも、高飛車のロゴが付けられ、ライドの塗装も段階的にされているとのことです。

総工費は「FUJIYAMA」や「ドドンパ」と同じく、30億円となっています。

 現場状況

 レール



すでにレールはすべて繋がっており、ライドさえあれば、すぐにでも走れそうな状態でした。

しかし、よく見てみると、巻き上げ部分にゴンドラがあり、そこで作業員が調整をしており、
実際に巻き上げチェーンを手動で回して、異常がないかなど確認していました。

本当に、ライドが走れる状態になるまで、ほとんど最終段階と言う雰囲気でした。

 内装・電気配線

上の写真は、ホーム部分を下から覗いて(見上げて?)撮った写真です。

下からみた限りでは、ホームは乗降車別の片側2面のホームになると思われます。
ただ、1編成が短いため、各種マウス系や・Intamin旧型フリーフォールのように、ホーム内にいくつも編成が止まれるタイプだと思います。

また内装の塗装はされており、天井を見ただけでは、単色塗りで、ドドンパのように無機質な駅舎にならないか不安です。

ホームの照明が点いているため、電気工事ももうされているようですね。

 エントランス

上の写真は、ドドンパ出口から、高飛車駅舎部分方向を撮りました。

見た感じでは、駅舎とドドンパ発射筒の間に、トタン屋根の通路が作られており、この部分がエントランスになるのではないかと予想できます。
なぜなら、その先に、ジグザグチェーンのキューラインが作れそうなスペースがあり、その先には富士急お得意の九十九折りスロープが続いているからです。

もしここがエントランスになるなら、ドドンパ発射筒をくぐって、高飛車に向かうことになります。
こんな状態じゃ、ドドンパの方が高飛車なような感じがするが.........

ここがエントランスになった暁には、「FUJIYAMA」「ドドンパ」「高飛車」のエントランスが、付近に一極集中する形になり、
ええじゃないかが、ぼっちになりそうで可哀そうです。

 工事用仮囲いをfacebookアイコンで飾ろうキャンペーン

富士急ハイランドは、facebookにて、「新コースター工事用仮囲いをfacebookアイコンで飾ろうキャンペーン」なんてキャンペーンを、高飛車の正式発表よりもずいぶん前に行っていました。
もちろん管理人はfacebookを、わざわざそのキャンペーンに応募するために登録しました。

先着1000名と言うことで、管理人も余裕で1000人の中に入り、見事に仮囲いの一部を飾ることができました。


富士急ハイランドは、今回の新コースターPRで、twitterやfacebookなどのSNSを積極的に活用しており、
「ええじゃないか」の頃とは打って変わったPR方法を取っています。

まとめ

何度も言いますが、高飛車は7月16日にオープンします。
当日は土曜日と言うこともあり、非常に多くの人出が予想されます。

そんな最中ですが、管理人もオープン日に高飛車に乗りに行きます!!
またその時に色々取材し、今後も高飛車を総力特集していきます。


最終更新日:11/07/04

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