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 鈴鹿サーキット(モートピア) の絶叫マシン

鈴鹿サーキットですねぇ...
F1なんかでも凄い有名なので、知っている方は、多いかと思います。

鈴鹿サーキットの中の遊園地の部分を「モートピア」と言うんですけど、
21世紀になってからは、絶叫マシンの分布と言う点では、かなり廃れてしまっています。

鈴鹿サーキットの遊園地は、大きく2つにエリアが分かれています。
1つはレーシングコース側で、もう片方は、レーシングコース側から、道路を挟んだ反対側。と言うわけです。
90年代後半は、そのレーシングコース側のエリアに絶叫マシンが集中したため、メディアなどの注目度もかなり高かったのです。
当時の管理人も、小学校低学年ながら、レーシングコース側は、なにか怖そうなイメージがあって、反対側ばかりで遊んでいましたから...
それほど、当時の鈴鹿サーキットは、絶叫マシンに富んでいました。

具体的に、どのような絶叫マシンがあったかと言うと、
ブラックアウト・スペースショット・マッドコブラなどですが、特に注目すべきなのが、マッドコブラですねぇ。
当時の管理人は、青と黄色のコントラストの巨大なレールの塊を見て、亜然とするばかりでした。

反対側には当時、でんでんむし・ぶんぶんばち・エアーロコモなどの、比較的穏やかな「のりもの」が多くて、そのようなものばかり乗っていた覚えがあります。

話がそれましたが「マッドコブラ」それは、現在のIntaminも絶対にやらないであろう度肝を抜くコースレイアウトでした。
リニアによる、急発進により速度を得たライドが向かう先は、レールの塊です。
とにかくグニャグニャ。一見見るとそうなんです。
しかし、じっくり1分ほど見てみると、その中にはコブラロールやスクリューなどの様々なループの連続であることが分かります。

しかし、数年して撤去されてしまいました。
後にも先にも、こんな良い意味でも悪い意味でも、僕の想像を超えるようなマシンを見たことはありません。

そして最近になっての、ブラックアウトの撤去。

レーシングコース側は、完全に国際レースのためのスペースへと変貌しつつあります。
幼少期から来ていた遊園地だけに、悲しい思いはあります。

反対側も、幼少期から親しんできた、ぶんぶんばち・エアーロコモ等の機種は撤去され、「でんでんむし」もコースレイアウト・ライド共に新型になってしまいました。
プッチタウンに始まった大改装工事は、今現在、最終段階に向かっている感があります。
鈴鹿サーキットは、完全に、ファミリー・キッズ向けの遊園地になってしまいました。
ここ数年での鈴鹿サーキットの変化には目まぐるしいものがあります。
少なくとも、反対側のエリアで、昔からの面影が感じられるのは、ロッキーコースター周辺のエリアぐらいしかありません。

耐用年数の問題もあるでしょうが、あまりにも変わりすぎるのには、問題があります。
昔からの良いものは、それも活かしつつ、鈴鹿サーキットは変わってほしかったなぁと言う思いでいっぱいですね。

それでは、鈴鹿サーキットの絶叫マシンを紹介していきます。

 ブラックアウト

最初に言っておきますが、鈴鹿サーキットのブラックアウトには、末乗車です。
今度乗りに行こうっと思っていた矢先です。撤去されたのは...

しかし、ブラックアウトのような、Vekoma製の超量産タイプのインバーテッドコースターは、
那須ハイやグリーンランドにもあるので、いつか必ず乗りにいってやろうと思います。
Vekoma製インバーテッドの乗り心地については、あまり良い噂を聞きませんが...

まだあまり絶叫マシン好きになっていない時に撮った写真が、なぜかあったので、
掲載しておこうと思います。




鈴鹿サーキットを貫く道路から、ブラックアウトを眺める


Vekoma製インバーテッド特有のエレメント。見た目から凄い


巻き上げ側から見るブラックアウト


ブラックアウト・スペースショット・ジュピターの三拍子
一番低いながら、一番存在感があったものがなくなったのは、あまりにも寂しい。

 スペースショット

浅草花やしきなどにも設置されている、S&Spower社製打ち上げ型スペースショットです。
高さもそこそこなので、ノーコメントです。
ただ、鈴鹿サーキットのスペースショットは、ちょっと高台に設置されているのがいいとこですねぇ。

 ロッキーコースター

お子様向けコースターとでも言った感じでしょうか、高さもあまりないので、
こちらも、ノーコメントですが、デメリットを出せばキリがありません。

キャメルバックコースターだけど、すっきり落ちないファーストドロップ。
狭い敷地の割に、ライドが長い。窮屈そう...
絶叫度の低いコースターなのに、かなり重いU字型ハーネス...

などなど、悪箇所は、多数ありますが、良くも悪くも、珍しいところは、
後ろ2両が、後ろ向きシートになっていることでしょうか...


最終更新日:08/12/31

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