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 ルーピングスター - ナガシマスパーランド

コースター概要
最高高さ
24.5(m)
最高速度
77(km/h)
走行距離
592(m)
製造会社
Schwarzkopf
走行時間
78(s)
 
「ルーピングスター」に関する評価
スリル 65 ウハウハ感 65
乗り心地 60 カリスマ性 50
デザイン 60 オリジナリティ 65
個人的イメージ 80 総合得点(平均点) 64

 新旧乗車感想

 2006年8月の乗車感想

2006年8月。シャトルループと同じく、まだ絶叫マシン好きになりかけの頃でした。
俗に言う「シュワルツコフカーブ」は、普通とは違う落ち方に??を頭に浮かべながら、
やっぱり垂直ループには驚きながらも、なぜか乗ってしまう自分がいました。

んっ。ってことは、絶叫マシン好きの目覚めは当時のナガスパインパか...微妙なボーダー。

 2009年1月の乗車感想

シャトルループの危機を悟ってナガスパに来たにも関わらず、実はルーピングスターの方が回数乗ってたりする管理人です。
と、言うのは、なぜかと言うと、やっぱりシュワルツコフの乗車感覚に、微ハマってしまったからです。

シャトルループは、シュワルツコフ社独特のものですが、ルーピングスターは、純粋なループコースター。
乗り心地は良いとは言えませんが、なぜでしょうか...古き良き乗り心地ってもんが感じられるんです。
あのガタガタ感が自分的にかなりGOODなんですよ。

そして、終盤での地面スレスレのオーバーバンクターンにハマってしまった...
スピードの割に、わざとバンク角を大きくしてあるんで、これまた独特の感覚が良いんです。
スペースワールドの「ヴィーナス」にも似たようなエレメントがあります。

シュワルツコフ恐るべし。時代が変わっても決して飽きないコースターだと思います。

 なんでシャトルループよりヒットしなかったんだろう...

日本ではあまり馴染みのないこの「ルーピングスター」ですが、世界的に見てみると、シャトルループと同じくヒットしていて、今でも現役で動いている機種が多いです。

世界ではシャトルループと肩を並べてヒットしているのに、なぜ日本ではあまり導入されなかったのか?
それは、当時(1982〜)のコースター製造事情として、他にもループコースターが日本に多く出現し始めていた時期だったからです。

明昌のシャトルタイプのコースターやループコースター・TOGOもループコースターを作っていました。
国産のループ系マシン全盛期に、アウェイの海外製「ルーピングスター」がヒットするのは至難の業だったのでしょうね。
だから、珍しいモノ好きのニッポン人に、当時としては珍しかった急発進コースターがヒットしたんですね。話題性のみで。
一緒の会社が、優良ループコースターをも製造していることを知らずに...

 コースレイアウトの説明

では、あまり写真がありませんが、コースレイアウトの説明をします。

全体的な説明としてはこんな感じ⇒
シュワルツコフカーブからの垂直ループ。
その後、高低差少なめのブーメランカーブ
その後、半周程度曲がり直線。また半周程度曲がる。
その後、小キャメルバックを超える。後方では、微浮き。
その後、地面スレスレオーバーバンクターン。
その後、ブレーキ。ホームへ到着。

と、言葉で書くだけでは分かりにくいので、写真少ないですが、順を追って説明していきます。

まずはファーストドロップから。
きれいなシュワルツコフカーブで良い感じです。ちょっとボケてる...

ジワリジワリと、もう少しで落ちそうだ...

ファーストドロップ!!
高さはあんまりですが、+シュワルツコフカーブなので、満足感は高いです。

続いて垂直ループ。シャトルループと比べると、G少なめで結構スムースなループです。

こちらも垂直ループ。
ルーピングスターは、外側から見て、ループの迫力が大きいので、デザイン的にも良い。

この後のコースレイアウト。
ブーメランカーブ⇒半周⇒直進⇒半周⇒小キャメルバック⇒オーバーバンクターン⇒ブレーキ
今回は写真少なめでした...

 まとめ - 昔懐かしいスリル感とシュワルツコフ感抜群のライド

このルーピングスターですが、良い意味で、懐かしいスリルに溢れていると思います。
現代こそ、IntaminやB&Mなどの比較的乗り心地の良いマシンがヒットし、それだけが良いものかのように思われがちですが、こっちにはこっちの良さが詰まってます。
これだけ規模が小さくとも、なぜかやめられない感があります。

そして、ライドの特徴。
普通、垂直ループのあるマシンのライドは、U字バーや、それ以上の安全装置になっている場合がほとんどです。
しかし、このルーピングスターは、細めの逆U字バーのみ。※シャトルループもそうです

良い意味で大胆なことやってくれてましたよぉ。シュワルツコフさん。


最終更新日:09/2/7

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