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 ラグーナ蒲郡(ラグナシア) の絶叫マシン


2007年のラグナシア

2007年にですね、まぁ管理人の移住地の隣県である愛知県の、ラグーナ蒲郡に行ってきました。
ラグーナ蒲郡と言っても、全部がパークではなく、ある程度のレジャー施設全部を含めて、ラグーナ蒲郡と言うんですねぇ。
その中には、景色の良いヨットハーバー・分譲マンション・温泉・ショッピングセンターなどがあり、そして、メイン施設である海のテーマパーク「ラグナシア」があります。

パーク的には、比較的規模が小さいので、あまり期待せずに行きました。
いざ行ってみると、他の客が全然いない...
そのおかげで、あっと言う間に絶叫マシンと呼べる全ての絶叫マシンに乗ってしまいました。

まあ時期が時期でして、かの有名なエキスポランド「風人雷人II」の、死傷事故の直後でして、多分、インパが数日前だったら、コースター全て運休...なんて言う展開だった可能性もあります。
事故から1年半以上経過していますが、遺族の方には、心からご冥福をお祈り申し上げます。

話が変わりますが、確かにパークの規模は小さいものの、個々のアトラクションの作り込み度は、結構GOODだったりします。
コースターや、ウォーターライドも、規模こそは小さいものの、テーマ性が優れているので、コースターとしてではなく、アトラクションとしては、楽しかったですね。

では、ラグナシアの絶叫マシンを紹介していきます。

 アクアウインド

 コースター概要
製造会社 Gerstlauer Amusement Rides GmbH
ジャンル ワイルドマウス

絶叫度的には、このコースターがラグナシアで一番だと思います。
コースターの区分では、ワイルドマウスになっています。しかし、ワイルドマウスとは言い難い程に多くのエレメントがつまっているので、絶叫度は低いですが、いろいろ楽しめるのでGOODです。
コースレイアウト(RCDBの写真)見てもらえばわかるかと思いますが、小規模ながら、コースターの醍醐味がいろいろつまっていると思います。
小さいと思って侮ってはいけません。

・シュワルツコフカーブもどき
⇒ワイルドマウス特有の遠心力カーブ
⇒異なるRの水平ループを3週
⇒激浮きの小キャメルバック ⇒ブレーキ
と、個々の自己主張が強すぎなエレメント達です。

ファーストドロップでもある、シュワルツコフカーブもどきは、バンク変化が急なくせに、自然に引きずり落としてくれるので、体への負担は、あまりありませんね。
遠心力カーブは、他のワイルドマウスと変わらないので、割愛。
水平ループ3週は、バンク角が絶妙で、しかも速度があるので楽しいですねえ。ただ、時間が長いですが...
しかし、もう終盤だと思って油断していると、激浮きキャメルバック(RCDBの写真)がやってきます。純粋に、痛い程浮きます。もう少し、角度を工夫してくれれば、結構気持ちいい浮きになったと思うんですが...

1編成1両で、定員4人。ですが、その割に楽しいコースターです。
この定員だからこそ、ここまで小規模でもエレメントが詰め込めるんですねぇ。
ワイルドマウスと言うのを避けたいほど、ワイルドマウスの良さを120%引き出している、良作だと思いますね。

 パイレーツブラスト

 コースター概要
最高高さ 12(m)
最高速度 43(km/h)
走行距離 478(m)
製造会社 泉陽興業

準屋内コースターとでも言う感じでしょうか。
完全に屋内コースターと言い切れない理由は、最後の方のコースが、ちょろっと屋外に飛び出しているからですね。

2007年に全面リニューアルをしたのですが、基本的なコースレイアウトは変わっていないようです。
屋内なのでよく分かりませんが、コースはいたって絶叫度が少ないため、正直つまらないと言ってもいいです。

基本的なコースとしては、あまりバンクもつけないくせに、カクッとしたカーブが多い構成のため、やけに痛かっただけのような気がします。
そんなカーブの押収で嫌になってくると、スプラッシュマウンテン的最終ドロップがやってきます。
巻き上げしてから、完全ストップし、数秒後にドロップするんですが...
浮遊感も微塵もありません。完全に高さ不足です。
その後、少しだけ屋外に出て、バンクカーブ後にブレーキへと向かいます。

かつて海賊の要塞となっていたとされる洞窟をトロッコに乗って激走する。(パンフレットより)
のように、確かにラグナシアさん、テーマ性は優れているのですが、コースターとして、個人的にはおすすめしません。

 レジェント・オブ・ラビリンス

 コースター概要
水かかり度

ラグナシアの準屋内ウォーターライドです。
これも、最終ドロップの部分だけ、屋外に出ています。

高さも10m前後で、ライドは、パルケの「スプラッシュモンセラー」と同型なので、あまり独自色はありません。
ただ、かわいいドラゴン登場したり、霧とイルミネーションによる演出など、やはりテーマ性にはこだわりがある様です。
良いところは、スタッフの親しみ感が良いですね。

ただ、ラグナシアの狭い敷地のため、かなり無理のあるコースレイアウトになっています。
ターンテーブルがあったり、通常では考えられない、痛いまがり方をする部分があります。


無理のあるコースレイアウト

この狭い土地に、パイレーツブラストとレジェント・オブ・ラビリンスを詰め込むより、
中規模コースターを1機種だけ設置してくれた方がよかったなぁと思いますね。


最終更新日:08/12/19

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