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 コークスクリュー - ナガシマスパーランド

コースター概要
最高高さ
21(m)※
最高速度
63(km/h)※
走行距離
390(m)
製造会社
Arrow
走行時間
76(s)
 
※最高高さ・最高速度のデータは「としまえん」のコークスクリューのデータです。
「コークスクリュー」に関する評価
スリル 65 ウハウハ感 50
乗り心地 70 カリスマ性 55
デザイン 75 オリジナリティ 60
個人的イメージ 60 総合得点(平均点) 62

 新旧乗車感想

 2006年8月の乗車感想

初めてコークスクリューに乗ったのがこの時です。

ファーストドロップは、当時は結構な落下感を感じました。(まだあまり絶叫マシン好きでなかった時のことです。)

ダブルコークスクリューの部分は、自分的には、シートの側面に、ムギューと押し付けられるような感じで、結構な振動を感じました。
とは言えども、当時は、回っている間、結構変な感じで頭がいっぱいでした。

生涯初のコークスクリューと言うこともありましたが、その時は、結構スリルを感じました。
が、ある意味で、自分的に、こんなマシンに乗れたことが、当時は不思議でした。

 2008年8月の乗車感想

コークスクリューに乗ったのは、前回以来でした。

2年間のブランクがあったものの、その2年の間に他のコースターに多く乗ってきたせいか、前回ほどのスリルは感じませんでした。

しかし、以外とコークスクリューはスムースな回転をしていることが、乗車感覚で分かったり、
U字バーなのに無理にハンズアップしようとして腕を痛めたり等々、まぁ楽しかったです。

それと同時に、このコークスクリューどころでは、もうあまりスリルを感じなくなった点が少々悲しかったです。

 2009年1月の乗車感想

新年早々のナガスパインパで、9:00の開園と同時に入園。
通常は、9:00開園で乗り物運行開始が10:00ですが、その時のインパのような繁忙期は9:00から運行開始しているものが少々あります。

ホワイトサイクロンが運行開始と案内してあったので、乗ろうとして乗り場に行くと...
スタッフがごめんなさいしてました。(即ち、まだ運行準備ができていないと言うことです。グリスでも塗ってたんでしょうか...)

しょうがなく、運行開始していたコークスクリューに向かいます。
その日のインパでコークスクリューに乗ったのは、その時の一回だけでした。

スリルの感じ方等々は、前回とあまり変わりませんでしたが、その時分かったのは、コークスクリューのバンクのつけ方のこと。
ダブルコークスクリューに入っていく時、いきなりコークスクリューになっては、振動があるため、痛いです。
が、この、アロー社のコークスクリューは、その手前から、スクリューに合わせたバンクがついているため、入りがなめらかです。
これは、乗ってみないと、分からない乗車感覚です。

 同型機が全国でヒット

ナガシマスパーランドにもある、このアロー社のコークスクリューですが、同じ様な時期に、多数全国に設置されました。

「としまえん」や「ルスツリゾート」にもあります。かつては、「奈良ドリームランド」や「谷津遊園」にもありました。
「谷津遊園」のものは、閉園後、「ルスツリゾート」に移設された経緯があります。

当時(1979)としては、珍しい、回転系のエレメントがあったため、見た目にも圧巻なコークスクリューは、話題の的を得ていました。

よくよく考えてみたら、設置されて、30年も経っているのに、あまり古さを感じないのは不思議です。
それは、アロー社が今なお、基本的なレール形状を変えていないからかもしれませんし、当時のアロー社の技術は、時代に比べハイレベルなものであったからかもしれません。

 コースレイアウトの説明

それでは、コースは短いですが、コースレイアウトの説明です。

全体的な説明としてはこんな感じ⇒
発車後、右に半周曲がり、巻き上げへ。
巻き上げが終わると、数メートル下る。
その後、また右へ半周のバンクカーブ。
その後、ファーストドロップ。16(m)程度の落下。角度は40°ちょっと。
その後、バンクをつけながら、右方向へコークスクリューに入っていく。
その後、ダブルコークスクリュー。意外とスムースな回転。
その後、右方向へ半周。
その後、ブレーキで、終了。

と、言葉で書くだけでは分かりにくいので、写真と合わせて、順を追って説明していきます。

巻き上げが終わり、ファーストドロップへのバンクカーブです。
ご覧の通り、速度に対して、結構なバンクがついています。
この時は、遠心力よりも、バンク方向への引力の方が強く感じます。

もう少しでファーストドロップ。ジワリジワリと向かっています。

そして、ファーストドロップ!!最下点での写真です。
目の前で見ると、かなりの迫力と轟音です。
しかし、乗っている身には、あまり迫力はありません。


そして、ダブルコークスクリューへ向かいます。
見た目にも迫力があり、とてもきれいなコークスクリューですが、ちょっとだけ振動があります。
しかし、コークスクリューへの出入りや、2つのコークスクリューのつなぎはなめらかなので、
全体的な乗り心地は良いです。

この後、ライドはブレーキに向かい、1周を終えます

そして、夕方の、コークスクリューのゲートの写真です。
やはりナガシマなので、電飾が灯ります。
英語で「CORKSCREW」と書いてあるのはいいのですが、
このゲートの側面には、カタカナで「コークスクリュウ」と書いてあります...
ん〜...昔の言い方なのかもしれませんが、せめて看板ぐらい変えても良いかと...

 まとめ - 30年経っても、安定したコースター

もう僕にとっては、あまりスリルを感じなくなってしまった「コークスクリュー」ですが、
絶叫の感覚がマヒしていない方々には、適度なスリル感で良いかもしれません。

設置から30年経った今でも、これだけ見劣りしないコースターは珍しいですし、
スペック的にも、安定したマシンと言うことではないでしょうか。

ループ系コースターの入門機としてもピッタリです。
管理人も、このコークスクリューで、ループコースターデビューしましたから。

全体的に、非常にバランスがとれたヒット作であると言えます。


最終更新日:09/3/13

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